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介護資格保有の潜在人材、4割以上が「介護職として働きたい」、日本総研調査で

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日本総研の調査によると、経験や資格はあるものの介護の仕事をしていない潜在的な介護人材の4割超が、「介護職として働きたい」と考えているのだそうです。

この調査は厚生労働省の委託事業で、今年1月にインターネットを通じて行われたものだそう。

介護の現場にいた経験はあるが既に離れている人、経験はないが介護福祉士の資格を持っている人など「潜在人材」が対象で、1030人から有効な回答を得たという。

現在の就業状況を聞いたところ、「何の仕事にも就いていない」と応えた人も少なくなかったそうで、介護職の経験がある人で40.9%、経験のない人で36.3%。

また、現在働いている人に職業を尋ねると「専業主婦」が最も多かったようです。

このため日本総研は、「潜在人材」には結婚や出産などで離職した女性が多いと分析しています。

「潜在人材」に介護職として働きたいか問うと、「働きたくない」が半数以上にのぼっていたそう。

ただし、「すぐにでも働きたい」「いつか働きたい」という人もおり、経験ありが47.3%、なしが35.6%だったようです。

性・年齢別にみていくと、30代以下では男女ともに就業意向を持つ割合が5割超となっていたそう。

また、60代の男性の29.2%が「すぐ・いつか働きたい」と答えており、高齢層に関心を持つ人がいることも判明しました。

日本総研はこれらを踏まえ、「潜在人材」を呼び込むために必要な環境整備に注力すべきと主張。

働きたくても働けない女性のために子育てサポートを充実させるほか、勤務時間のよりフレキシブルな選択を可能にすることを提案したのだそうです。

また、人事制度や職場のルールなどを工夫し、60代が入って来やすいようにすることも肝要としています。

今回の調査では、介護現場での経験年数が3年に満たない常勤の介護職員2732人に対し、働き始める前と後で感じたイメージのギャップについても聞いたそう。

施設系、訪問系、通所系いずれのサービスでも、「イメージ通りだった」と答えた割合は4割強。

「思ったより悪かった」は施設系で25.8%、訪問系で21.2%、通所系で16.2%だったそうです。

「思ったより良かった」「イメージ通りだった」としたグループは、「思ったより悪かった」と回答したグループと比較して、「長く働きたい」と考えている人が多い傾向がみられたのだそう。

このため日本総研は、「入職後のイメージ悪化を防ぐことも重要」と指摘。

「介護業界のイメージアップはもちろん重要だが、大変さや難しさもあることの理解促進も合わせて進めることが必要」としています。

確かに、入職してすぐに辞めてしまう人も少なくないですからね・・・


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