施設にて

忘れっちまった悲しみに

投稿日:

Pocket

三度の結婚を経験したおばあさま。
でも、二人目以降は記憶から消されている。
子供も二人いる。
一人目の旦那との間の子供の事はしっかり覚えていて、孫とひ孫がいる事も覚えている。
でも、三人目の旦那との間の子供の事は全く覚えていない。
一人目の旦那の事はよく話していて、たまに思い出して泣いていらっしゃる。
すごく好きだったんだろうなぁ。
でも、色んな意味ですごく切ないなぁ。
嫌な事の記憶が強く残っていたり、逆に消えたり。
中年期の記憶が強く残っていたり、逆に消えたり。
そんな認知症。




人気ブログランキング
にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村

-施設にて

執筆者:

関連記事

「周りに認知症の人とかいる?」

今日テレビで認知症の方のお話が放送されておりました。 おばあさま方がまじまじと見ていたので、「周りに認知症の人とかいる?」なんて聞いてみたのですが・・・ 「いないよ!」 「いないんじゃないかな?」 「 …

貶し言葉「器用」「要領がいい」

「あの人は器用だ」 「あの人は本当に要領がいい」 これ、決して褒めてはいないのです。 むしろ貶しています。 皮肉を言っているようです。 このおばあさま、元々頑固な性格なのですが更に頭が固くなっているよ …

no image

失禁しても すぐに忘れて 突っかかる

利用者さん方も時には失禁される事、ありますよね。 その時はシュンとされて謝られたりするので、「大丈夫ですよ~」なんて声をかけますが・・・ 10分もすると、もうすっかり忘れておられる なんて、まぁそんな …

no image

おれは天皇だぞ

横柄な態度、わがまま放題。 そんなおじいさま。 穏やかな時はまだ話の通じるおじいさまでいてくれるのですが、ひとたびスイッチが入るとなかなか大変 「おれは天皇だぞ」 そう言って何でも自分の思い通りにしよ …

「犬猫じゃないんだから!!」

介助中のおばあさまの発言。 「もっと優しくやってよ!犬猫じゃないんだから!!」 昔の人と今の人では犬や猫に対する感覚が違ったりする事もあるようです。 戦争時や戦争直後を生きてきて、認知症によってその頃 …