特養職員が特養で結婚式、入所の祖母の前で挙式! 「ばあやん、結婚したよ」に普段声を発しない祖母から発語の奇跡

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「施設で暮らす祖母に晴れ姿を見せたい」。

長野市豊野町の社会福祉法人賛育会特別養護老人ホーム「豊野清風園」で4月22日、女性介護職員の結婚式がありました。

地元の専門学校生が全面協力した『手作り』結婚式で、新郎新婦は大好きな祖母や利用者、職員らが見守る前で永遠の愛を誓いました。




結婚式を挙げたのは同施設で働く介護主任の池田美紀さん(34)と、会社員の浩さん(36)。

同施設に入所する美紀さんの祖母、黒岩薫さん(94)は認知症が進み、寝たきりで意思疎通がままならない状態。

施設での結婚式は、3年ほど前から同僚や上司と共有してきた美紀さんのアイデアという。

それを聞いた浩さんは驚いたが、「見せられるうちにやらないと」と快諾。

ブライダルコースを置く地元の専門学校に森施設長がプロデュースを依頼し、実現したのだそう。




当日は、食事に使う大きな部屋で式が行われ、親族や利用者、職員ら計約150人が詰め掛けた。

和装姿の新郎新婦が入場すると、利用者から「おめでとう」「結婚はええな」などの声が上がり大きな拍手で祝福。

新婦からの手紙で、美紀さんが「ばあやん、私結婚したよ。花嫁姿見せられたよ」と話し掛けると、普段声を発しない薫さんが声を上げて応えたそうです。

サプライズで薫さんからの花束贈呈もあり、美紀さんは手で涙を拭いながら受け取ったのだそう。

式をプロデュースしたのは、専門学校カレッジオブキャリアブライダルコースの学生18人。

ヘアメイク、着付け、司会、アテンド、会場装飾などすべての工程を学生が担当したそうです。




こういうの、いいですね。

他の利用者さんたちにとっても普段とはまた違った素敵なイベントを楽しめますしね!

なにより、こういうことをさせてくれる上司や同僚がいてくれる職場っていう事も素敵ですよね!


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