介護職員のおよそ6割が「慢性的疲労」 長野県民連の調査で

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長野県で県民連が、県内約900の事業所を対象にアンケートを行ったそうなのですが、41%が「疲れが翌日に残ることが多い」、15%が「休日でも回復せず、いつでも疲れている」と、介護施設で働く職員の56%が慢性的な疲労を感じている事が明らかになりました。

体調についても約半数が腰痛や肩凝りの症状を抱え、2割前後が頭痛、倦怠感、イライラ感を持っているとの答えが。

労働意欲は、辞めたいと「いつも思う」が8%、「ときどき思う」が55%に達した。介護の仕事に対する不安を聞いた設問では、「将来の生活への不安」「健康面の不安」がいずれも51%だったほか、「現在の生活への不安」が20%、「雇用の不安」も14%あったそうです。

決まって支払われる賃金は「20万円未満」が58%、「20万~25万円未満」が28%だったとのこと。

厚生労働省の賃金調査(平成28年)でも、施設職員の平均月収は21万5千円にとどまり、全産業平均の30万4千円を大きく下回っていたようです。




これはあくまで長野県内のみの結果ですが、全国でも大きくは変わらないのでしょうね。

まぁ、介護の仕事以外でも疲労は感じるでしょうし、辞めたいとも思うと思います。

ですが、介護職のリスクは腰痛等以外にも、感染症なんかもありますし、もう少し給料的な問題なんかもなんとかならないと、人は集まりませんよね…


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