高齢者の粗食は危険がいっぱい!?注意すべき事は?

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若い頃よりも“粗食”を心掛け、「魚を食べる事が多くなった」という高齢者は少なくないでしょう。

朝の食卓に上る機会の多い焼鮭は特に人気が高く、「パリパリの皮まで食べてしまう」という人も多いそう。

しかし、魚の皮にはオメガ3脂肪酸が多く含まれており、血中の中性脂肪や余分なコレステロールを減らす働きを持っていますが、加熱をすると血液を凝固させる過酸化脂質に変化してしまうので、食べ過ぎると血液がドロドロになりかねないので注意が必要です。

また、若々しい体型への憧れから、高齢者の間にも炭水化物抜きダイエットや糖質制限を実践する人が増えているといいます。

しかし炭水化物はたんぱく質、脂質と並んで、体に必要な三大栄養素のひとつで、消化吸収されると血中で糖質に変わります。

最低限必要な糖質が不足すれば、体力のある若年層ならまだしも、高齢者は免疫力が落ちて感染症にかかったり、筋力が落ちて寝たきりの状態になる危険性もあるのだそうです。

また、カロリー制限等で1日1~2食にすると栄養バランスに偏りが生じやすくなります。

1回の食事量が増える傾向もある為、高齢者の胃腸には大きな負担となります。

施設だと味はともかくカロリーや栄養素なんかはしっかり管理されていますが、高齢者の一人暮らしなんかだと回りも気にしてあげる必要がありそうですね!


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