介護サービス業を全国展開する株式会社「いきいきらいふ」が、大人向けグッズで知られている「TENGA」との協働を発表しました。
デイサービス店舗「いきいきらいふSPA」において『TENGA』を販売する等、利用する高齢者・障害者の性生活を高める取り組みを開始するとしています。
「いきいきらいふ」取締役は、次のように説明しています。
「いま、日本中の介護施設で“利用者の性の欲求不満にどう取り組むか”が大きなテーマとなっています。この問題を解決すれば、施設内でのセクハラ抑止などが期待できる。弊社施設の利用者は要介護度1~2の高齢者が中心ですが、男性たちは“いくつになっても男”だと実感している。昨年、希望者を募ってキャバクラツアーを実施した際も大好評でした。しかし体が不自由な方々が風俗産業を利用するには高いハードルがある。そのため『TENGA』による行為も選択肢として用意したいと考えたのです」
取締役自ら「TENGA」を試し、高齢者でも安全に使用でき、十分な満足を得られると確信し、TENGA社に協力を呼び掛けたのだそう。
TENGA社広報は、「ご依頼には驚きましたが、ぜひお手伝いしたいとお受けしました。弊社のコンセプトは“性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく”です。もちろん高齢者や障害を持つ方も例外ではありません。行為によって、若さを保つホルモンであるテストステロンが多く分泌されることもわかっています。この事業を通じて、『TENGA』の健康への有用性を伝えていきたい」としています。
TENGA社は、「いきいきらいふ」社の従業員に向け、「高齢者の性」についての研修も行なう予定だそうです。
なかなか面白いコラボですよね。
“性欲”があったら高齢者施設に入所出来ないという訳ではないですし、女性職員へのセクハラなんかも全国的に問題になっています。
これで性欲を少しでも発散できて、矛先が少しでも介護職員に向かなくなるのであれば、大きな成果ですよね。
あとは事後処理もしっかり利用者さんが自身で行えるかどうかなんかも課題になったりするんでしょうかね?
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