先日、介護職員でつくる労働組合の「日本介護クラフトユニオン」が現場での高齢者や障害者への虐待防止に向け、介護事業者40社と、職場環境改善に取り組む労使協定を結んだと発表しました。
職員のストレスが虐待の大きな要因である事を重視していて、ストレス予防や解消の対策が柱となっているのだそうで、怒っても感情に流されない方法等を労使双方が学んだり、虐待に関する職員からの相談や通報への窓口を社内外に設置したりするのだそう。
厚生労働省の調査では、介護施設職員による高齢者への虐待は平成27年度に408件あり、年々増加傾向にあるとされています。
協定には、増員に関する具体的な項目は盛り込まれなかったそうですが、日本介護クラフトユニオンは「深刻な人手不足で、業務の負担やストレスが増加している。人手不足を解消しないと虐待は減らせない」としています。
まぁ、確かに人員の確保が出来なければ心に余裕も生まれませんし、結果として虐待にも繋がりかねないですよね~。
逆に職員は何されても我慢しろっていう環境だったら尚更ね(^_^;)
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