厚生労働省は、介護保険サービス利用者のケアプランの作成に人工知能(AI)を活用する「AIケアプラン」の導入に向け検討に入りました。
AIの開発状況や活用事例について、8月にも全国調査を開始。
要介護者の重度化防止や業務負担軽減などの効果を検証し、課題を盛り込んだ報告書を今年度中にまとめるとしています。
ケアプランは、要介護認定を受けた高齢者が介護保険サービスを受けるために必要な計画で、主に介護支援専門員(ケアマネジャー)が利用者の健康状態や生活状況を調べて作っています。
AI活用により作成の手間を省ける上、積み重ねてきたデータに基づく適切なサービスが提供され、要介護度の改善が期待されます。
ですが、どの程度効果を発揮するかは未知数です。
どのようなデータをAIに学習させるべきかなど、実用化に向けた課題も多いとされているようです。
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