介護食“穴玉丼” 被災地の企業で女子大生考案、森永とコラボ

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東日本大震災被災地の企業で職業体験をしたのをきっかけに、愛知県の女子大学生が、宮城県石巻市産のアナゴを使った介護食“穴玉丼”を考案し、あの大手企業、森永乳業が商品化しました!!

考案したのは愛知県にある名古屋学芸大学管理栄養学科の学生。

2015年3月、石巻市の水産加工会社ヤマトミで煮焼きアナゴにたれを塗ったり、サバの骨抜きをしたりする仕事を体験したそうなのですが、その際にヤマトミ側から「自社の食品を使った介護食を考えてほしい」との依頼を受けたのだそうです。

「地元の人たちにおいしいと言ってもらえる介護食を」と知恵を絞り、職業体験最終日の報告会で郷土料理を意識した4品を提案したそうなのですが、その場にたまたま居合わせた森永社員の目に留まったのだそう。

たまたまってすごいですな!




それから4カ月後に森永から大学に商品化の打診があったそうで、ヤマトミで加工した金華サバや真アナゴを使って軟らかいご飯の上に載せるおかずを試作し、最終的にアナゴの卵とじが採用されました。

厚みのあるアナゴを食べやすい大きさに切り、とろみを加えてふんわりと卵でとじた自信作。

森永の製品開発担当曰く「栄養素をできる限り摂取できるように努力した」との事。

この穴玉丼は、森永の介護食シリーズ“やわらか亭”の一つとして、3月から販売が始まっっています。

ヤマトミは「彼女たちが職場体験に来なければ商品になっていない。感謝している」と喜んでいるのだそう。

“やわらか亭 穴玉丼”は1ケース6食入りで3564円で、森永乳業グループの“クリニコ”で購入できます!!

介護食、美味しい物が増えていってくれるのは有難い事ですし、学生さんのアイデアと被災地と大手企業が手を取るというのはなんだか素敵ですね!!






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