埼玉県入間市は認知症の高齢者の徘徊対策として、QRコードを印刷したシールを2016年11月から該当する高齢者に無償配布しています。
“爪Qシール”と呼ばれるこのシールは縦横1センチメートル角ほどで、手または足の爪に貼り付ける物です。
QRコードには高齢者毎に固有の3桁の数字と、入間市役所の代表番号が記載されているとの事。
爪Qシールを貼った高齢者が徘徊している場合、発見者がQRコードを読み取ることで市役所に問い合わせられるようにしているのだそう。
市役所は夜間・休日の当直を含め24時間対応可能となっており、交付済み番号の台帳と照らし合わせて高齢者の身元を特定できるそうです。
台帳は市役所の他、入間市の所轄である狭山警察署にも置いてあり、警察が徘徊中の高齢者を保護した場合も迅速に身元確認できるとの事です。
その上で、高齢者の氏名や自宅の連絡先などの個人情報はQRコードに埋め込まず、プライバシーに配慮しているそうです。
携帯電話なんかは渡しても持っていかなかったり等あるので、気軽に貼れるシール形態なのは使い勝手は良いのかもしれませんね!!
ただ、普通に爪に貼ると、認知症の方は自分で剥がしてしまいそうな気はしますね(^_^;)
上手い事爪以外に貼る等の対応も必要になるかもしれませんが、その場合貼っている事が周囲の人に気づかれない事もあるでしょうし、多くの方にどんどん普及、浸透していかなければ難しいかもしれないですね~!!
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