神奈川県大和市は、認知症の高齢者の電車事故等の際に家族が高額の損害賠償を求められた場合などに最大3億円の賠償金を肩代わりする制度を新設するのだそう。
市が民間の保険に加入して対応するそう。
公費でこうした取り組みを行うのは全国で初めてなんだそうですよ!
認知症の高齢者の鉄道事故では、愛知県大府市で2007年、死亡した高齢男性の家族がJR東海から約720万円の賠償を求められ、1審、2審が家族に賠償を命じています。
最終的には最高裁がJR東海の請求を棄却したのですが、この訴訟を受け、認知症の高齢者がいる家族から大和市に、「事故の場合、どの程度の責任を負うのか」といった相談が寄せられていたそうです。
大和市は、こうした不安の解消を図る為にと、初年度分の保険料など323万円を補正予算案に盛り込むそうです。
徘徊した高齢者の保護を目的に市などが整備した「はいかい高齢者等SOSネットワーク」に登録した高齢者を制度の対象とするそうで、7月末時点で237人が登録しているそうです。
こうした制度があると、認知症の高齢者が家族にいたりする場合にはすごく助かりますよね。
全国的に広まってくれたらいいですね!
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