6月23日、「慰霊の日」。
「慰霊の日」とは1945年6月23日に沖縄戦の組織的戦闘が終結したことにちなんで、アメリカ施政権下の琉球政府及び沖縄県が定めた記念日です。
今日6月23日で沖縄戦終結後72年を迎えました。
沖縄県内では沖縄戦で亡くなった20万人を超える犠牲者を追悼し、恒久平和を希求する祈りに包まれた。
糸満市摩文仁の平和祈念公園内にある「平和の礎」や、同市米須の「魂魄の塔」等には、朝早くから多くの戦争体験者や遺族らが訪れ、子や孫らと一緒に線香や花を手向け、祈りました。
平和祈念公園では沖縄全戦没者追悼式が執り行われ、安倍晋三首相や衆参両院議長、その他多くの関係閣僚らが出席し、正午の時報に合わせて黙祷しました。
沖縄戦では一般県民約9万4千人と、日米軍人・軍属などを合わせて20万人余が亡くなっています。
敵味方を問わず沖縄戦の戦没者らの名を刻む平和の礎には、今年新たに54人(県内31人、県外8人、海外15人)が加わり、計24万1468人が刻銘されているとの事です。
72年。
まだたったの72年。
特養に72歳未満の利用者がどれだけいるでしょうか。
どこの高齢者施設でも72歳未満となるとそこまで多くは無いのではないでしょうか。
普段から90歳以上の高齢者と関わっておりますが、皆さんそういう厳しい時代を生きてきた方々。
あきすけ、当たり前の事に再度気付かされました。
何度も何度も同じ戦争話を聞かされても、「認知症、めんどくさいな~」なんて事ばかり考えて現在の症状だけを見るのではなくて、今の高齢者の方々の生きてきた時代背景を理解した上で様々な感情に寄り添っていかなければいけませんね。
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