90代認知症女性が病院で介護士に性的虐待、怒りの提訴へ

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平成27年10月に大阪府内の病院で入院中の90代の女性が男性職員に猥褻な行為をされたと、病院と職員に慰謝料200万円を求め、今年5月、大阪地裁に訴訟を起こしたのだそうです。

対する職員は聞き取りに対して行為の一部を認めたというが、訴訟では一転して病院共々争う姿勢を見せているのだとか。

訴えによると、認知症を患って入院していた90代の女性は、担当の男性介護職員にいきなり胸を触られ、キスをされたのだと。

数日後、女性が「ヘルパーに乳房を上下に揺らされ、口に口が入ってきた」と、見舞いにきた娘に被害を打ち明け、娘は病院の看護師に伝え、対処を依頼したのだそう。

その後、女性の家族と病院側との面談の場が設けられたそうですが、病院側からは反省も謝罪もなかったと、女性側は主張しているそう。

厚生労働省によると、特別養護老人ホーム等の介護施設で、職員による高齢者への虐待が確認されたのは平成27年度で408件に上り、前年度から108件増えて過去最多を更新しているそうですが、この調査は介護施設職員や家族等による虐待を高齢者虐待と定義している為、今回の事例のような病院内での介護職員による虐待は原則、調査対象とはなっていないらしいです。

という事は、もっともっと多いですな、これ。

高齢者虐待の専門家はそもそも“異性介護”自体が虐待に当たると指摘しています。

まぁ、勿論“同姓介護”が当たり前であるべきだと思います。

とはいえ、常に“同姓介護”が行える程人材の豊富な施設はそうそう無いと思います。

というか、現実的に難しいと言わざるを得ないでしょうね・・・

まぁ、このような性的虐待はそもそも論外ですけどね。


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