今ではメジャーな事が昔は知られていなかった、という事は多くあると思います。
例えば「発達障害」。
現代では子供のおよそ15人に1人の割合だとも言われており、むしろ「個性」として見ていこうという考えも広まっています。
それでも発達障害をしっかりと理解して受け入れられる社会ではないですが、「発達障害」という名詞とぼんやりとしたイメージは持っている穂とが多いのではないでしょうか。
しかし、今の高齢者は知らない人が多く、知っていても理解があるとは言えない人が多いと感じます。
先日テレビで発達障害に関する特集が放送されていました。
特養のおばあさま方が見ていたのですが、いまいち納得していないような顔をしていました。
その方々の認知症は軽度である程度の事はしっかり記憶していられる方々。
「こんなの病気って言わないよ」
確かに昔は病であるという概念も無く、気の持ちようであるとされていた症状なのだと思います。
なので「病気だよ」と言われても「いやいや気持ちの問題だよ」となってしまう。
ですが、現在では広く知られてきた為に大人になってから発達障害の診断を受ける方も増えており、介護の仕事をしている方の中にも発達障害と診断されている方もいらっしゃいます。
決して只の気持ちの問題では無いのですよ(>_<)
施設に入所しているおばあさま方に理解して貰うのはなかなか難しいものです・・・
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