今年4月入学の介護福祉士養成施設の定員充足率が前年と比べて1ポイント減の45.7%であったと、7月26日に日本介護福祉士養成施設協会が発表しました。
入学定員1万5891人に対する入学者は7258人で、このうち学費の一部を雇用保険で補填される離職者訓練制度対象者が1307人、外国人留学生が591人に上ったのだそう。
留学生は昨年の257人から2倍超に増えていて、入学者の4人に1人は社会人経験者か留学生という計算になります。
背景には昨年11月に改正出入国管理・難民認定法が成立し、今年9月から在留資格に介護福祉士が追加される事があるという。
これまで留学生は介護福祉士の資格を取得して介護の仕事に就いても、在留資格は認められなかった為、帰国するという例も多かったらしく、介護福祉士を在留資格に位置付ける事は、日本介護福祉士養成施設協会がかねて要望していたそうです。
今年4月1日現在、養成施設の数は373校、397学科で、学校数は最も多い時で430校だったが、ここ数年は定員割れの学校・学科が多く、廃止が相次いでいます。
それにしても、定員の約半数しか人が集まらんとは・・・
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