75歳で高齢者、65歳は准高齢者、90歳から超高齢者

解説
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少し前にニュースなんかでも取り上げられていた話題。

今年の1月に学会で、65歳以上と定義されている「高齢者」を75歳以上に見直すよう求める提言をされたそうです。

また、65~74歳はまだまだ活発な社会活動が出来るとされるとして「准高齢者」に区分するよう提案しているそうで、准高齢者は仕事やボランティアなど社会に参加しながら病気の予防に取り組み高齢期に備える、としているそうです。

さらに90歳以上は「超高齢者」とするとか。

この提言に対し厚労相は「社会保障制度における年齢の定義を見直すことは、企業の雇用慣行や国民の意識も踏まえて、慎重に議論すべきだ」と述べています。

 

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確かに医療の進歩はめざましく、健康寿命も延びていると思います。

働ける層には働いて欲しい、というのも分かります。

現在、60歳定年以降も65歳まで雇用延長を行う企業は多く、それ以降の継続勤務も認める企業も増えてきているそうです。

そういった中で准高齢者は確かに社会の支え手になり得る層ですし、現役世代の負担減少や労働人口減少等の問題にも良い効果を与えてくれるかもしれませんね!

ただ、あきすけの働く特養でも1/4くらいは74歳以下ですし、全国的には「准高齢者」とされる年齢で介護等が必要な方も大勢いらっしゃると思います。

この議題については未だ結論が出ていません。

そんな方々が「まだ高齢者でもないのに施設に入っているなんて・・・」とより負い目に感じてしまったりする事にならないよう、このような議題は慎重に議論をして頂きたいものです。

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