介護職員の4割が有給取れず・・・ 人手不足で有給申請を認めてもらえない例も

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介護職員の4割が有給休暇をほとんど取得できていない実態が、介護職員らでつくる労働組合「日本介護クラフトユニオン」の調査で分かりました。

現場の人手不足などが原因とみられ、関係者は労働環境の改善などを求めています。

調査は2018年3~4月、月給制で働く正社員などの組合員2591人を対象に実施したもの。

このうち40%が有給休暇について「なかなか取得できない」または「全く取得できない」と回答し、56%は「いつでも取得できる」「ある程度取得できる」と答えたのだそう。

取得できない理由(複数回答)では64%が「人手不足」とし、「仕事量が多くて取りにくい」(40%)、「周囲の人に迷惑をかけるから取りにくい」(27%)などが続いています。

また、「申請しても認めてもらえない」(3%)との答えも。

介護業界の離職率を減らすための方法を聞く質問(複数回答)では約8割が「賃金を高くする」と答え、次に多かったのは「休日を取れるようにする」(32%)だったそうです。

自由記述では「正社員を増やして仕事量を分散させてほしい」などの意見がみられたようです。

同ユニオンの担当者は「事業所や職種によっては正社員が少なく、契約社員の穴をカバーするために休暇が取りにくい。しっかり休みが取れる労働環境の整備を国にも求めたい」と話しています。

40%もの介護士が有給を自由に取れないなんて、自分はまだ恵まれているなぁ・・・とか思っちゃいますが、そもそも本来は取れて当たり前じゃないとおかしいんですもんね。

職員不足で思うように休みが取れない現状はよろしくないですねぇ・・・


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