ニュース

「要介護1・2は軽度者ではない」と市民団体が要望書提出

投稿日:

Pocket

要介護1と要介護2の認定者に対する生活援助サービスなど在宅介護サービスの市町村の介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)への移行が介護保険制度改革を巡る議論の俎上に載っていることについて、市民から反対の声が上がっているようです。

市民団体が11月29日に、移行に反対する要望書と署名(第1次分として4159人)を厚生労働相、財務相、内閣府特命大臣に宛てて提出しています。




署名は10月下旬から1カ月間、高齢者の支援者や介護者の家族、現場の専門職などから集めたそう。

呼び掛け人の1人である「ケアコミュニティ せたカフェ」の中澤まゆみ代表によると、厚労省老健局の担当者は、「結論ありきではなく、まだ議論は続いている。総合事業に問題があることは分かっている」という趣旨の回答をしたという。




一方、財務省主計局の担当者は、制度の持続可能性や地域の実情に合ったサービス提供といった視点が必要との認識を示したという。

要望書では、「給付と負担」を巡る議論の中で、要介護1と要介護2の認定者が「軽度者」と位置付けられていることについても反論。

専門性を持った介護者による介入があって「今の状態を維持できている人」であり、中重度化しないために介護サービスが最も必要な段階だと訴えたそう。




特に、認知症の人について、要介護1・2の段階で周辺症状によって介護を困難にする行動が起こりがちになることから、単身や高齢夫婦での在宅生活が困難になることを強調したとの事。

総合事業は2014年の介護保険法改正で創設された事業。

この改正によって、要支援1・2を対象とした訪問介護と通所介護が総合事業へと移行されています。

介護保険を考える会は総合事業による要支援者へのサービス提供について、市町村からの委託を受けている事業者の撤退が続いていることなどを指摘しています。




確かに、特養のショートステイを利用されている要介護1~2の方を見ていても、状態によっては在宅介護は難しいだろうと感じたりします・・・


介護職員ランキング

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村



-ニュース

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

認知症でも運転を止めない方は3割

情報サイト「認知症ONLINE」を運営するウェルクスが、認知症の介護経験者100名を対象に、自動車運転に関するアンケート調査を実施し他との事、その結果をご紹介します。 調査結果によると、認知症の兆候が …

“介護ロボット”導入しても現場のニーズに合わず・・・ ロボットスーツも複数の業務の中では着け外しの時間無い

人材不足が深刻な介護現場で、職員の負担軽減につながると注目される「介護ロボット」。 当初は国や道の補助金も活用できた為導入が進んでいったのですが、現在では“持ち腐れ”となっている事業所も出てきているよ …

毎日緑茶やコーヒーを飲むと脳卒中予防になる!脳梗塞や脳出血のリスクも減!!

2017年10月20日、中国のポータルサイト・新浪に、日本人の研究者が、毎日コーヒーを1杯飲むと脳卒中予防になることを発見したと伝える記事が掲載されたのだそう。 国立循環器病研究センターの研究チームは …

車に貼られた“車椅子マーク”、実は道路交通法で認められていないマークだった!?

車に貼られているのをよく見かける、若葉やもみじ、四つ葉、蝶といったマーク。 それぞれ、初心者、高齢者、身体障害者、聴覚障害者であることを周囲に報せるものです。 これらは、やむを得ない場合を除き、これら …

結婚すると認知症発症のリスクが減る!?およそ40%のリスク低減も

結婚する事で認知症リスクが低減する可能性があるとした研究論文が発表されました。 80万人以上のデータを対象とした今回の研究によると、生涯独身の人は、アルツハイマー病やその他の認知症にかかるリスクが約4 …

介護の求人サイトである「カイゴWORKER」さんにオススメブログとして紹介されています!!https://kaigoworker.jp/blog/index.php

プロフィール

あきすけと申します。
特養で介護福祉士として働いております。
子供2人とわんこ2匹の父親で、
兼業主夫として妻と協力しながら家事と
育児と仕事をなんとかこなしております。

プロフィール詳細