ビールの醸造過程で原料のホップから出る苦味成分に、肥満でリスクが高まる認知機能低下を改善する効果がある事をキリンホールディングス傘下の健康技術研究所が解明したと、ロンドンで開催した国際アルツハイマー病学会で発表したそうです。
この成分はイソα酸と呼ばれ、ビール1Lに10~30mg程度含まれているそうです。
コクや苦味が強いビールの方が多いといい、キリンは将来的に飲料やサプリメント等の商品化を目指すとしています。
最近の研究では、肥満によって認知症のリスクが高まるとされています。
研究所では今回、イソα酸入りの高脂肪の餌を与えるマウスとイソα酸なしのマウスに分けて実験。
イソα酸入りの餌を食べたマウスには、老廃物の蓄積による脳内炎症や肥満の抑制作用、認知機能の改善が示されたという事です。
研究所の担当者は「健康に良くないイメージがあるビールだが、逆に良い効果があることが分かった」と話しています。
認知機能の改善だけでなく肥満の抑制までとは、まさに酒は百薬の長ですね!
でも、何事も程々が一番ですから、飲み過ぎにはご注意を!!
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