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介護中と一目で分かる“介護マーク”、認知症の家族の介護に安心を

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“介護マーク”。

介護が必要な妻のトイレに夫が付き添ったり、女性物の下着を買ったり、そんな場面で頼りになるのがこのマーク。

これは元は静岡県が6年前に全国で初めて作成、その後国の後押しもあって各地に広まってきています。

認知症があっても傍からは分かりづらく、介護が必要とは分からない事も・・・

ある方は、外出先では認知症の妻のトイレ介助の為仕方なく男子トイレに一緒に入り、他の利用者からジロジロと見られ、妻の下着を買う時には「変態と思われないか」と気になったそうですが、マークを使い始めてからは、不審な目で見られる事もなくなり「安心感がある」という。

またある方は認知症の妻が個室のドアを開けられずに叫び声を上げた為女子トイレに入り、妻を助けて外へ出ると、叫び声を聞きつけて駆けつけた三人の男性に取り囲まれたそう。

その際、運転免許証を見せて事情を話し、何とか誤解を解いたそうで、「マークがあれば説明しなくてもいい。本当に気が楽になった」と話しされているそう。

そもそも静岡県がマークを作成したのは、こうした介護者の悩みが寄せられたのがきっかけで、2011年に県内の市町と協力して配布を始め、厚生労働省も先進的な事例として他の都道府県へ周知したのだそう。

そこから導入する自治体が増えており、静岡県によると、七月一日時点で静岡、愛知、岐阜、長野、茨城、栃木、新潟、島根、佐賀の九県全域のほか、さいたま市や千葉市、相模原市など五百十一市区町村が配布している。

しかし、マークそのものの知名度がまだまだ低い事が課題です。

県を挙げて普及に取り組んできた静岡県でも、昨年十二月に実施したアンケートでは「見たことがなく、意味も知らない」との回答が47・1%だったそう。

県長寿政策課は「マークの効果をより高めるため、周知の手を緩めないようにしたい」と話す。


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