“闇営業問題”のザブングル、介護ボランティア活動で介護職の大変さを発信

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闇営業問題で8月末まで謹慎中のワタナベエンターテインメント所属の「ザブングル」。

2人が熊本県の介護施設でボランティア活動を行っていることを、介護をテーマにインターネットで発信する「カイゴメディア」が伝えています。

2人はお茶や食事の配膳、入浴後のドライヤー、利用者との会話に新しいレクリエーション内容の考案など、多岐にわたる業務に真面目に取り組み、スタッフや利用者からの評価も高いそうです。

ザブングルの松尾陽介さんは「実際に介護現場に入って初めて知ったのですが、介護って本当に1日中びっしり仕事が詰まっているんです。人手は不足していますが、かといって誰にでもできる仕事ではないんですよね。恥ずかしながら、僕はここに来るまでこういった介護職が抱える問題について深く考えたことがありませんでした。身をもって知ったことで、これをどうにか広めていかなかればならないという問題意識を強くしました」とコメント。

加藤歩さんも「いずれ自分の親も自分自身もいつかは身体が弱くなっていくのだなと、高齢化社会の日本を深く考えさせられています。自分の今までのお笑いのスタンスは、いかに自分が面白いと思われたいかでしたが、介護に携わり、少し考え方が変わり、自分の面白さの押しつけではなく、世の中の人達を楽しませて笑顔にしてあげたいという気持ちに変わってきました。すごくいい人生経験をさせてもらっています。熊本の人達は皆さん本当に暖かく第二の故郷になりつつあります」とコメントしています。

同じ事務所の後輩芸人であるWエンジンのチャンカワイさんやロッチの中岡創一さんなど、多くの芸人さんたちがエールを送っているとも伝えられています。

発進力のある方々が、介護職の抱える問題を発信していってくれる事は良い事だと思います。

「人手は不足していますが、かといって誰にでもできる仕事ではないんですよね。」という言葉、まさにその通りだと思います。


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