札幌・東署は7月21日、介護相手の障害のある男性(35)を殴るなどして死亡させたとして、傷害致死の疑いで、介護職員の男性(24)を逮捕したようです。
逮捕容疑は19日午後5時半頃から20日午前7時25分頃、札幌市の介護相手宅にて、顔や胸を複数回殴ったり蹴ったりして、脳ヘルニアで死亡させた疑いだそう。
署によると、容疑者は東区内の在宅介護サービスを行う事業所に勤務し、介護相手宅に泊まり込みで介護をしていたようです。
署によると、容疑者は容疑を認めており、「寝付かないので腹が立った」と話しているそうです。
ちなみに脳ヘルニアとは
頭蓋内圧が急性に異常亢進した場合に脳の一部が転位をおこした状態をいい、圧迫円錐あるいは脳嵌頓ともいう。すなわち、頭蓋内圧や脳組織圧が亢進すると、脳組織が抵抗の減弱した部位に向かって脱出し、脳内にある固定された部分(大脳鎌、蝶形骨縁、テント切痕、大孔など)に絞扼・圧迫される現象で、脳ヘルニアが持続すると脳の損傷は不可逆性となり、脳幹の圧迫障害は呼吸麻痺を招いて死に至る。
という事だそうです。
自宅に泊り込みで殴る蹴る・・・
介護サービスを利用するご家族の中には自分で看られない事に罪悪感を感じている方も少なくないように感じます。
一度でもこのような事件が起きてしまうと、在宅介護サービスを利用したいとは思わなくなりますよね。
というか、自分がなかなか寝付けない時に、横にイラついている男がいたら、余計に寝付けないですよ・・・
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