高齢者のラジオ体操での注意点

解説
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日本人なら一度は経験した事があるんじゃないかと思われるラジオ体操。

あきすけは子供の頃、体育の授業でやったりしておりました。

ラジオ体操は比較的取り組みやすい為、健康に気を使う人達にとっても魅力的な運動であると言えると思います。

ですがラジオ体操は、普段から身体を鍛えている方にとっては物足りず、高齢者や普段あまり運動をされていない方にとっては、正しい動作で行えずに思うような運動効果が得られない、なんて事も。

なので、健康維持の為の運動として考えるのであれば、ラジオ体操だけでなく、スクワットや階段上りなど自分の体重を使った自重トレーニングや、普段からなるべく歩く距離を増やしたりといった生活の中での運動量を増やす必要があるでしょう。

普段から鍛えている人は勿論、あまり運動されていない方も、自分にあったプラスアルファが大切なんですね!

さて、せっかくなので、ラジオ体操第一と第二の違いも簡単に調べてみました。



目次

「ラジオ体操第一」

「ラジオ体操第一」は、リズムに合わせて体全体の筋肉や関節をバランスよく動かす為の13種類のエクササイズで構成されています。

大きな動きで筋肉を伸ばす動作が多い為、筋肉の柔軟性を向上させるダイナミックストレッチとしての要素が大きいと考えられます。

その分、運動強度は低めになってしまうので、筋力強化という点については物足りなさを感じるかもしれませんね(´・ω・`)



「ラジオ体操第二」

「ラジオ体操第二」は、第一に比べると大きく身体を動かしたり跳んだりといった動作が多くなり、筋力を強化することにポイントが置かれた13種類のエクササイズから構成されています。

大きく腕を回すダイナミックな動きが多く、関節の可動域をなるべく最大限に使う事でよりよい運動効果が期待できます(^o^)/

ただし高齢者等の運動に慣れていない方がジャンプ動作などを繰り返すと膝や足首、腰等に痛みを感じる事もありますので、その際はウォーキングやストレッチ等の軽い負荷で行える運動に差し替える事も重要です(^_^;)



高齢者がラジオ体操をする際の注意点

そもそも、高齢者には筋力の低下が見られますが、ラジオ体操はこれを補うだけの運動強度を想定しては作られていません。

そもそも、高齢者の運動能力低下は足腰といった下半身に顕著なのですが、ラジオ体操には下半身の運動機能を強化・維持するような運動が無いんだとか。

高齢者にとっては、まず正しい動きができるかどうか、正しい動きをするための筋力が備わっているか、といった事が重要になってくると思います。

筋力不足によって正しい動作でラジオ体操を行うことができない場合等には、無理をせずに代わりのストレッチやウォーキング等で身体を動かすようにすると良いそうですよ(^◇^)

施設によってはラジオ体操をレクリエーションや機能訓練の一環として取り入れていたりもすると思いますが、介護士がしっかり高齢者一人一人の能力を判断して、無理の無い範囲で行う事が大事ですね!

また、身体を上手く動かせなかったとしても、参加している!頑張っている!という気持ちが大事な事もあります。

単に運動としてだけではなく、生き甲斐作りという点でも活用出来ると良いですね!!

 

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