錠剤と粉薬の違いとは?

解説
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 あるおばあさまは粉薬だと上手く飲めません。

薬の苦味と口の中に張り付く感じが無理なようです。

「玉じゃなきゃやだ!」

そもそも錠剤と粉薬にはそれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか?

目次

錠剤のメリット

・そもそも携行し易いです。

・比較的長期保管できるとされています。

・用量も分かり易い為、一般的に服用し易いです。

・苦い味を隠す為のコーディングがされていたり、溶け方が段階的になるようになっていたりと、飲み易い工夫がされていたりします。

・他に錠剤の一種として“口腔内崩壊錠”と呼ばれる水が無くても飲める、口の中ですぐに溶ける便利な物もあります。

散剤(粉薬)のメリット

・錠剤やカプセル剤に比べ早く体内に吸収される為、早い効果が期待できます。

・簡単に量が調整できるので、体重や年齢に合わせた処方が可能です。

・調剤時に2種類以上の散剤(粉薬)を混ぜ合わせる事が可能です。




その他にも薬の種類としては子供用に良く使われる“シロップ剤”や外用剤として“軟膏”“貼り薬”“吸入剤”なんかもありますね!

分類的には点滴や注射も“注射剤”という薬の一種になります!

それにしても、高齢者や赤ちゃんの薬に粉薬が使われるのは錠剤が飲みにくいという事よりも量の調整がし易いからなようですね!

毎日の薬を自身で管理するのであれば錠剤の方がやや管理がし易いのかなと思いますが、あとは飲み易さ等も含めて個人個人の好き嫌いですかね!!

 

【ビタトレールEXP363錠】(第3類医薬品)



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